完売した「万年筆インクイラスト本」の電子書籍あります。
2017年発行。万年筆のインクを使って描いたイラストと、描くために使った道具を一緒に写真に撮影して収録しています。
あ、よりによって乗せたサンプル画像はほとんど万年筆インクじゃなくてカラーインクで描いたイラストでした。
この中では「秘色(ひそく)」(タグステーショナリー、「京の音」シリーズ)が万年筆用のインクですね。
完売しているので冊子のほうの同人誌の販売はありませんが、電子書籍でならカラーもきれいに・拡大などもある程度しながら読むことができます。
文章によるインクの紹介や使っている道具の紹介、絵の描き方の解説もありますよ。
電子版で追記した新しいイラストも。
電子版の販売(配信)サイトは以下の通りです。
BOOTH(PDFファイル)
Amazon Kindle
https://www.amazon.co.jp/dp/B07PS9FPJC/
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★おまけ★
イラストとインク(画材)を一緒に撮影するというイラスト集、なくはないと思うのですが結構珍しいのかも?
画材としてのインクの紹介がメインな本書ならではのスタイルにできたのはとても良かったです。
手描きのイラストを集めた本を作るときって一番気になるのは「色の再現」とかなんですけど、このスタイルだとそこをあまり気にしなくてもいいところがちょっとうれしい。
イラストだけを写真に撮影して、色をきれいに出すのって難しいんですよ。周りに他のものがあったほうが自動補正とかで色が変わりすぎることもなくていいかんじ。
何枚か、撮影風景がわかるような写真をUPしますね。トリミングする前のものということです。
こんな感じで、背景に布を敷いて、その上に造花などを置いて、さらに作品を置いて撮影。
トリミングするけど余裕をもって大き目に周りに配置するといい感じになると思います。
こんな感じで背景をぶら下げて、配置して写真を撮る。
周りはカットしちゃうので散らかってても……まあ……大丈夫です……
「どういう風に撮影すれば、万年筆のインクをラベルとかボトルの形とか箱の図案とかを紹介出来るかなあ」と考えて撮影しています。
黒くて光ってるものは周りのものも反射しちゃいがちなのでちょっと気を付けないと、何が映ってるかわからない時がありますね。
背景には100円ショップで買える布や、包装紙を愛用しています。ある程度大きいものが便利。
紙はかわいい柄もいいけど質感が変わっているもののほうが雰囲気でるのでお気に入りです。
この本を作ってた時とは今はまたいろいろ撮影機材も違うので、今度そういう話も書いてみようかな……
ではまた次回。電子書籍もぜひ買ってね!次回作の制作資金になります!